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台塑石化、ガソリンの値上げ可能性を示唆


ニュース 石油・化学 作成日:2008年1月4日_記事番号:T00004773

台塑石化、ガソリンの値上げ可能性を示唆

 
 国際原油価格が史上初めて1バレル=100米ドルの大台を記録したことについて、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の林克彦代理スポークスマンは3日、「石油製品価格の凍結政策に協力を決定した時は1バレル=80米ドルで、既にガソリン1リットル当たり3~4台湾元(約10.1~13.4元)の値上げ余地が生まれている。このまま国際価格の上昇が続けば、適度に小売価格に反映させたい」と語り、政府の凍結政策に縛られず、独自に値上げを行う可能性も示唆した。なお、1月中の値上げは行わない意向だ。

 一方、陳瑞隆経済部長は同日、「1月の据え置きは既に決定で、台湾中油には同政策に協力する能力がある」と強調した上で、「1バレル=78米ドルまで戻れば、再び変動価格制を再開したい。しかし、そうならなければ凍結を続ける可能性がある」と指摘した。4日付経済日報が報じた。