ニュース 金融 作成日:2013年12月23日_記事番号:T00047751
金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)は20日、臨時株主総会を開き、東京スター銀行と台湾人寿保険の2社の買収を決議した。買収額は総額で422億台湾元(約1,470億円)を超える見通しだ。21日付蘋果日報などが伝えた。
中信金の顔文隆董事長。今後、金融監督管理委員会(金管会)に認可され次第、買収が実行される(20日=中央社)
中信金はまた、董事会の定数を現在の9~13人から7~11人に削減する。顔触れは当面変更しないが、来年の改選時に変動が予想される。
中信金の呉一揆総経理は「短期間で合併による効果を出せるようにしたい」と述べた。特に東京スター銀については「株主資本利益率(ROE)が14%に達し、中信金が目標とする15%に合致する。日本の金利マージンは小さいが、台湾よりは大きい。合併後はビジネスチャンスの拡大に役立つ」と指摘した。
一方、買収後の台湾人寿の社名について呉総経理は「少なくとも2年は変更しない」と述べた。
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