ニュース その他製造 作成日:2013年12月23日_記事番号:T00047754
力麗集団の郭紹儀董事長は、米化学大手デュポンからナイロン66繊維に関する技術を来年の第1四半期にも授権できる見通しで、早ければ来年第2四半期に1億米ドルを投じて芳苑工業園区(彰化県)に台湾初のアパレル用ナイロン66切片工場を着工する考えを表明した。2016年の第2〜3四半期に完工、量産開始を目指す。年産能力は4万3,200トンの見込み。23日付経済日報が報じた。
郭董事長は、ナイロン66繊維を使用した紡織製品は手触りが良く、1トン当たりの粗利益が他の製品と比べて200米ドル以上も高いことから投資を決めたと説明した。富裕層をターゲットにした高単価製品を生産し、力麗集団が製品の高価値化へまい進する大きな一歩だと述べた。
また、ナイロン66繊維の需要は台湾で年間3万トン、世界で同120万トンと分析しており、台湾域内のナイロン糸メーカーへの出荷に加え、中国、欧州、米国、ベトナムといった海外向けの供給拡大も目指す構えだ。
なお証券会社は、ナイロン66切片工場の稼働により同集団の年間売上高は100億台湾元(約350億円)以上増えて、07年時の200億元以上の高水準を回復すると予測した。
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