ニュース その他製造 作成日:2013年12月23日_記事番号:T00047755
スーツケース最大手、万国通路(エミネント)は22日、台南で新本社工場・第1期(敷地面積5.7ヘクタール)工事のくわ入れ式を行った。さらに9.6ヘクタールを拡張する第2期計画にも着手しており、総投資額は20億台湾元(約70億円)。第2期工場が稼働する2015年第2四半期には、硬質プラスチック製スーツケースの生産能力が現在の84万個から206万5,000個に、生産額は8億9,700万元から21億9,800万元に拡大する見通しだ。23日付工商時報などが報じた。
くわ入れ式の様子。頼清徳台南市長(右2)など約500人が参加した(台南市リリースより)
エミネントの謝明振董事長は、現有の中台2工場は受注が満杯で、周辺各国への工場設置も検討した結果、本社のある台南市へのUターン投資を決めたと説明した。同社は新本社工場建設に先立ち、11年7月には、台南市政府との間で、投資意向同意書を締結している。
エミネントは1948年創業で、自社ブランド「エミネント」を展開する他、日本の協和や、サムソナイト、TUMIなど海外ブランド製スーツケースの受託生産も多数手掛ける。
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