ニュース 電子 作成日:2013年12月23日_記事番号:T00047756
デジタルカメラ受託生産大手、華晶科技(アルテック)は積極的に事業転換を進めており、携帯電話用デジカメモジュールや画像処理チップ、画像処理ソフトウエアのライセンス供与といった業務を拡大するほか、近く自社ブランド事業を再開し、レンズ型カメラを発売するとの観測が出ている。23日付電子時報などが報じた。
観測によると、デジカメ市場が縮小を続ける中、アルテックでは既にデジカメ受託業務の比重が50%以下に低下。モバイル機器向け業務の比重が40〜45%、カーエレクトロニクスおよび医療向け業務が10%へと拡大している。来年はモバイル機器向けがデジカメ受託を一気に逆転する見通しだ。
また同社は今年、ソニーから携帯電話旗艦機種向けにデジカメモジュールを受注したとの観測が出ており、同分野での技術力および品質を高めているとみられ、他ブランドからの受注も時間の問題とされる。
このほかアルテックはこのほど、米コダックから特許権を侵害したとして訴えられていた裁判で、830万米ドルを支払うことで和解したと発表した。アルテックは「和解金の支払いが当社の財務および業務に重大な影響を及ぼすことはない」と強調した。
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