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亜太電信、安大合併と万華駅投資は白紙化


ニュース 電子 作成日:2008年1月4日_記事番号:T00004776

亜太電信、安大合併と万華駅投資は白紙化

 
 亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)の頼春田董事長が3日、辞任を表明したことを受け、同社の大株主である交通部台湾鉄路管理局(台鉄)の范植谷局長は3日、政府系株主として頼氏の辞意を受け入れる考えを示した。頼氏が推進していた安大資訊との合併、台鉄万華駅の再開発計画への参入計画などは、経営再建段階で大規模投資は不適当だとして、白紙化する考えを示した。4日付経済日報が伝えた。

 頼氏の辞任に伴う亜太電信への派遣役員の後任については、辞任が突然だったことから人選は白紙だという。ただ、范局長は頼氏が民間株主を代表して董事長就任を目指していると伝えられる点について、「政府系株主は徹底的に反対する」と強調した。

 ただ、頼氏が在任中に示した亜太電信の200億台湾元規模(約672億6,000万円)の増資計画については、債務償還や基地局整備に資金が必要なことから、董事長改選後にも引き続き支持していく方針を示した。