ニュース その他製造 作成日:2013年12月24日_記事番号:T00047771
経済部統計処が23日発表した11月の工業生産指数は前年同月比0.12%下落の100.67ポイントで、うち9割以上を占める製造業生産指数は100.73ポイントで同0.5%の小幅上昇となった。前月に続いて、液晶パネルやプリント基板の大幅な生産減少が製造業生産指数の成長率を抑制した。24日付工商時報が報じた。
製造業生産指数のうち、電子部品業は前年同月比2.88%上昇の108.3ポイントだった。海外大手ブランドのモバイルデバイスの新機種販売が好調だったことを受けて、製品生産量はファウンドリーが同4.89%増、ICパッケージング(封止)が同16.94%とプラス成長となった。しかし、川下メーカーからの受注が落ち込んだことで、液晶パネルは同20%減、プリント基板は同12.28%減とそれぞれ大幅に減少した。
パソコン・電子製品・光学製品業は同12.68%減の82.96ポイントで、製造業各分野で最大のマイナス幅となった。モバイルデバイス市場の競争激化で生産量が減少した他、車載用の全地球測位システム(GPS)の需要減などが響いた。
第4四半期の見通しについて経済部は、欧米の景気回復に伴い世界経済が徐々に好転し、中国の春節(旧正月)需要も受けて製品出荷の拡大が期待できるため、ファウンドリーや光学製品がけん引してプラス成長を遂げるとの見通しを示した。
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