ニュース 金融 作成日:2013年12月24日_記事番号:T00047775
金融持ち株会社の富邦金融控股(富邦金控)は23日、上海市を中心に14拠点を持つ台湾系銀行、華一銀行(ファースト・シノ・バンク)の株式の80%を、台北富邦銀行と共同で取得することが中国銀行業監督管理委員会(銀監会)に認可されたと発表した。台湾の銀行が中国の合弁銀行を買収する初のケースとなる。なお、富邦金控は、▽台北富邦銀行▽富邦銀行(香港)▽19.99%出資のアモイ銀行──と、中国、香港、台湾全てに子会社を持つ唯一の台湾の金融機関だ。24日付経済日報が報じた。
富邦金控は昨年末、華一銀行の筆頭株主、台湾系の宝成国際集団(PCC)の蔡其瑞総裁や同社傘下の企業から株式の80%を64億5,000万人民元(約1,100億円)で買い取ると発表した。蔡氏らは220億台湾元(約760億円)を手にする他、富邦金控の増資で4%を引き受ける。業界では、PCCが富邦金控の董事1席を獲得するとみている。
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