ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年12月24日_記事番号:T00047783
中国鋼鉄(CSC)と李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)は23日、ニュージーランドのランザテック社から導入した嫌気性細菌技術を利用し、CSCの転炉ガスを有効利用してエタノールを生産するモデル工場の操業を高雄市小港区で開始した。投資額は1億1,000万台湾元(約3億8,000万円)。
エタノールモデル工場。CSC初のグリーンエネルギー計画として位置付けている(同社リリースより)
CSCと栄化は、技術検証が終わった段階で商業生産を行う計画だ。年産量は5万〜10万トンを計画している。今回のプロジェクトには、経済部能源局(エネルギー局)から600万元の補助金が支給されている。
24日付工商時報によると、モデル工場を運営する「新能生技」には、栄化が51%、CSCが49%を出資している。
ランザテックの技術は、既に中国の宝鋼集団(バオスチール)や首都鋼鉄集団で採用され、商業生産も始まっている。
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