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エイサーの新CEO、TSMC幹部の陳俊聖氏が就任へ


ニュース 電子 作成日:2013年12月24日_記事番号:T00047787

エイサーの新CEO、TSMC幹部の陳俊聖氏が就任へ

 宏碁(エイサー)は23日夜、世界総裁兼執行長(CEO)にファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の前世界業務マーケティングシニア副総経理、陳俊聖氏が来年1月1日付で就任すると発表した。TSMCは同日、陳氏の離職を発表した。24日付経済日報が報じた。


施董事長(左)と新CEOの陳氏(右)。経営陣の離職が相次ぐ中、経営を再建できるか、その手腕に注目が集まる(同社リリースより)

 先月、エイサーの董事長に復帰し、暫定的に世界総裁と執行長を兼任している同社創業者の施振栄(スタン・シー)氏は、陳氏について「優秀な経営者で、豊富な経験と実行力を持つ他、創造的思考や国際的視野も兼ね備え、変革をリードできる」と語った。

 なおエイサーでは世界総裁兼執行長に陳氏が就任した後、施董事長が招集人を務める同社改革委員会で後任董事長の人選を進め、来年6月の役員改選での選出を目指す方針だ。

 業界では次期董事長候補として、▽クラウド技術の米iGware(現エイサー・クラウド・テクノロジーズ、ACTI)創業者、顔維群氏▽宏碁半導体の元執行副総経理の荘人川氏▽エイサー創業者の1人、黄少華氏──の名前が挙がっている。