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奇美電子、ディスプレイ制御チップに参入


ニュース 電子 作成日:2008年1月4日_記事番号:T00004779

奇美電子、ディスプレイ制御チップに参入

 
 奇美電子(CMO)と冠捷科技(TPVテクノロジー)は3日、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)傘下でディスプレイ制御チップを製造する承景科技に共同で出資することを明らかにした。奇美が9,000万台湾元(約3億円)で承景に6.6%の出資を行い、冠捷が6,000万元で4.4%を出資する。4日付経済日報が報じた。

 奇景光電は奇美傘下のドライバICメーカーで、昨年10月に同社の全売上高に占める割合が1%に満たなかった液晶テレビとディスプレイ制御チップの生産ラインを分割し、承景科技を設立していた。

 奇美は昨年末、モニターOEM(相手先ブランドによる生産)で世界最大手の冠捷に7.68%の資金を出資。今回の承景への出資で、両者の提携はさらに深まることになる。聯発科技(メディアテック)、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)など、IC設計メーカーにとっては圧力となりそうだ。