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京都チームの袖に「謝々台湾」、嘉義の少年野球国際大会


ニュース 社会 作成日:2013年12月25日_記事番号:T00047796

京都チームの袖に「謝々台湾」、嘉義の少年野球国際大会

 嘉義市立野球場で21〜26日にわたって開催されている「諸羅山杯国際軟式少年野球大会」には日本から10チームが参加しているが、そのうち京都選抜チームのユニフォームの袖とヘルメットに「謝々台湾」と記されたステッカー貼られており、話題になっている。


開幕式で昨年の優勝旗を返還する京都選抜チーム(嘉義市リリースより)

 今年で第16回目の開催となる「諸羅山杯」に、京都選抜は2003年から出場しており、同年、08年に優勝。さらに10年から昨年まで3連覇中、今年は4連覇を目指している。

 謝々台湾ステッカーについて「東日本大震災への台湾からの支援を忘れないため」と説明する京都選抜の山下栄順監督は、2年前からヘルメットにこのステッカーを貼り、日本国内の試合でも使用しているという。今後も台湾から受けた恩を忘れないよう、「死ぬまで剥がさない」と語った。

 なお7つの小学校から14人を選抜して結成した今年のチームは23日に台湾の仁愛小学校(苗栗県)を破った後、強豪・亀山小学校(桃園県)と対戦し4対1で撃破した。決勝トーナメントでも台中市の豊田小学校、台北市の福林小学校(青)に連勝。きょう(25日)の準々決勝では同じく日本から出場したJBS日本代表と対戦して2対0で勝利し、順調にベスト4まで駒を進めた。

 きょう午後1時からは台中市の忠孝小学校(A)と準決勝を戦い、これに勝利すれば、日本のIBA新潟と垂楊小学校(嘉義市)の勝者とあす(26日)決勝を戦うことになる。4連覇を果たせば改めて「謝々台湾」ステッカーに注目が集まることだろう。