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中国人自由旅行者、来年100万人へ=移民署


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年12月25日_記事番号:T00047806

中国人自由旅行者、来年100万人へ=移民署

 内政部入出国移民署の最新統計によると、今年台湾を訪れた中国人自由旅行者が22日の時点で延べ50万人を上回り、昨年通年の延べ18万1,000人から約2.7倍に増加した。来年は延べ100万人に達する見通しだ。25日付聯合報が報じた。

 移民署は中国人自由旅行者が大幅に増えた理由として、受け入れ上限枠や中国の開放都市の拡大、1年有効の多次入出境許可証(マルチビザに相当)の発給、申請手続きの簡略化など、受け入れ環境の整備を挙げた。2011年6月の台湾自由旅行開放以降、台湾を訪れた中国人自由旅行者は累計で延べ72万人。多次入出境許可証は既に1,600人が取得した。

 自由旅行の解禁では、観光を装って入境し、身をくらまして違法に就労するケースが増える懸念もあったが、移民署の担当者は、台湾に入境した中国人が行方不明となった割合は昨年は1万人当たり3人以上だったが、現在は3人未満に減少したと述べた。