ニュース 建設 作成日:2013年12月25日_記事番号:T00047809
自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の陳国栄副董事長は24日、新店工場跡地(新北市)の再開発について、地上40階の高層ビル2棟を建設する予定で、来年1月にも建築認可申請を行うと明らかにした。延べ床面積は10万坪以上となる予定で、新北市の新たなランドマークとしたい考えだ。25日付工商時報が報じた。
陳副董事長によると、1棟はマンション、もう1棟は住居用と商用の複合ビルとする計画で、住宅部分と商用部分の床面積比率は2対1を予定している。
不動産仲介業者は、周辺エリアにおける新規物件の相場は住宅が1坪当たり70万台湾元(約240万円)、商用物件が同100万元となっていることから、新店工場跡地に開発する物件の販売総額が800億元近くに上ると試算。証券会社は早ければ4年後から裕隆への業績貢献が見込めると指摘している。
なお同計画は当初、商用を6万坪、住宅用が3万坪とする予定だったとされ、市場では裕隆がテナント募集や経営リスク、収益貢献の遅さを考慮して方向転換したとみられている。
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