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フィリップス傘下の音響ブランド、フィデリオが台湾進出


ニュース 家電 作成日:2013年12月25日_記事番号:T00047813

フィリップス傘下の音響ブランド、フィデリオが台湾進出

 世界的家電大手、フィリップス傘下の高級オーディオブランド「Fidelio(フィデリオ)」がこのほど、台湾市場に正式参入し、ホームシアター、スピーカー、ヘッドホンといった製品を一挙発売した。フィリップスの音響・マルチメディア製品販売を手掛ける台湾沃科声(WOOXイノベーションズ)の陳士龍総経理は、「来年はフィリップス、フィデリオの両ブランド合わせて8%の増収を目指し、そのうちフィデリオが5〜10%を占める」との見通しを示した。25日付工商時報が報じた。

 比較的低価格のフィリップス製品に比べ、フィデリオ製品はホームシアターが5万〜6万台湾元(約17万〜21万円)、ヘッドフォンが8,000〜1万5,000元、スピーカーが2万5,000〜5万元と高価格帯に属し、生活のクオリティやデザインを重視する30〜45歳を主なターゲット層とする。

 なおフィリップスは当初、傘下のオーディオ・ビジュアル製品事業を日本の船井電機に譲渡する方向で交渉を進めていたが、双方の条件が折り合わず先ごろ協議が決裂した。