ニュース 電子 作成日:2013年12月25日_記事番号:T00047818
イヤホンやヘッドホンなどを手掛ける美律実業(メリー・エレクトロニクス)は来年の電気音響産業を好感し、タイ工場を新設することを明らかにした。同社は6年前にタイ工場を閉鎖しているが、近年中国での人件費高騰を受け、再度建設することを決めた。投資額は2億台湾元(約7億円)。来年末の稼働を予定し、主にワイヤレスヘッドホンを手掛ける。年産額は2億~3億元に上る見通しだ。25日付工商時報が報じた。
ただ、今後も中国での生産は続け、蘇州、深圳、恵州工場は来年拡張する予定で、来年の設備投資額は6億元を予定している。
同社は今年、ワイヤレスヘッドホンなどの新製品、新機種が人気となり、今年1~11月の売上高は前年同期比44%増で100億元を突破。通年では過去最高の110億元に上る見通しだ。
今年初めには医療保健事業部を立ち上げ、補聴器や聴力保護具の2種類の研究開発(R&D)を開始。11月から受託生産した聴力保護具の売上高は3,000万元に上り、売上増に貢献した。なお、補聴器は来年下半期から出荷を開始する予定で、日本、中国市場を狙う。2製品の来年売上高は1億2,000万元に上る見通しだ。
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