ニュース 機械 作成日:2013年12月26日_記事番号:T00047843
台湾区機器工業同業公会(TAMI)の王正青秘書長は25日、来年の機械設備輸出額について「少なくとも200億米ドル以上」と予測、5~10%成長に相当する205億~215億米ドルまで伸びる可能性もあると語った。理由としては、宇宙・航空、医療、自動車、半導体、自動化設備といった産業で需要回復が見込めることを挙げた。26日付工商時報などが報じた。
なお、今年1~11月の機械設備輸出額は前年同期比3.2%減の179億米ドルで、通年でも前年比2~3%減の196億米ドルにとどまる見通しだ。
中でも工作機械の輸出は円安を受けて日本メーカーへ受注が流出し、1~11月輸出額は▽インド、前年同期比25.9%減▽マレーシア、同19.3%減▽タイ、同16.4%減▽インドネシア、同11.5%減▽ベトナム、同5.5%減──と軒並み減少。全体でも通年で前年比16.6%減の35億3,000万米ドルと、金融危機の影響を受けた2009、10年を除けば07年の水準まで後退すると予測されている。
徐秀滄TAMI理事長は工作機械の輸出減について、中国での需要減少、韓国と欧米の自由貿易協定(FTA)締結も理由に挙げた。
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