ニュース 電子 作成日:2013年12月26日_記事番号:T00047850
経済部加工出口区(輸出加工区)管理処の専門調査チームは25日、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が10月5日に加工出口区楠梓園区の高雄K7工場から海に廃水を流した行為は、違法に設置した排水管から不法に流した証拠はないと報告した。工事で必要性が生じたことによる、排水基準に合致した緊急時の対応で、規定通りの申請で認められているため、高雄市政府環境保護局(環保局)が20日下した、高雄K7工場一部工程に対する操業停止命令の根拠に反するとの見解だ。26日付工商時報が報じた。
また専門調査チームは、高雄K7工場の10月1日の造水プロセスの異常で、同プロセスで使用する塩酸が廃水処理施設まで溢れ出した件は、同社の対応力の問題だと指摘した。
専門調査チームは16日に専門家を集めて立ち上げられ、K5、K7、K11工場の訪問や書類審査を行い、会議を経て結論を出した。
これに対し、高雄市政府環境保護局(環保局)は、同局が問題視している排水管の私設は、海への排水と別問題だと指摘。造水プロセス異常の件も、だからといってニッケルなど有害物質を含む排水は行うべきでないと反論した。
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