ニュース 電子 作成日:2013年12月26日_記事番号:T00047851
ノートパソコン需要の低迷を受けて液晶パネルメーカーが同製品向け生産ラインの調整や休止を進める一方で、ノートPCブランドでは最近、パネルの在庫水準低下に伴い緊急調達を行っている。これを受けてパネルメーカーとの間で価格交渉が続けられており、業界関係者によると既に15.6インチパネルについて聯想集団(レノボ)、デル、ヒューレット・パッカード(HP)、華碩電脳(ASUS)といったブランドは値上げを受け入れたもようだ。パネルの供給不足は今後も続くとみられ、来年第1四半期には主流サイズの14インチパネルにも値上げの波が及ぶ見通しだ。26日付電子時報が報じた。
業界関係者は14インチパネルについて、PCブランドとパネルメーカーの価格交渉は約1カ月続くと予測。しかし、既に十分な量のパネルを調達できないブランドも出ており、来年第1四半期は毎月価格が上昇するとみている。
ただ一部ではノートPCの出荷を抑え、パネル調達を抑制するブランドも出てくると予測され、今後もパネル価格の上昇が継続するかどうかは末端市場の購買意欲に左右される見通しだ。
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