ニュース 金融 作成日:2013年12月27日_記事番号:T00047863
26日の台湾元相場は、1米ドル=30.060元と前日比0.013元の元安ドル高で、1989年以来で最も長い13営業日連続の下落となった。下落幅は累計0.43元。27日付経済日報などが報じた。
中央銀行の彭淮南総裁は、外資のクリスマス休暇で台湾への流入が減り、米ドル供給が減少したためと説明。需給バランスの結果で、産業界からの圧力(で介入した結果)ではないと強調した。
台湾大学財務金融学系の沈中華教授は、台湾の物価指数や経済成長率の低迷、その他の要素を考慮すると、当面大きな変動はないとの見方だ。クリスマス休暇は来年1月1日まで続くため、年内は元安が進行するとみられる。
市場関係者は、中銀が元安を容認する態度を見せており、来年第1四半期には1米ドル=30.5元まで下落する可能性があると予想した。
なお、27日午前の台湾元相場は1米ドル=29.980元と、29元台に戻して取引を終えた。
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