ニュース 建設 作成日:2013年12月27日_記事番号:T00047869
台北市地政局が26日発表した同市の9月の住宅価格指数は112.25ポイント(2012年8月=100)で、前月比0.27%下落して今年3月から続いていた上昇がストップした。高価格住宅が全体に占める割合が8月に比べて減少したことが主な要因だ。27日付経済日報が報じた。
台北市を4つの地区に分けた場合、9月の指数は大安・信義・中正地区で109.59ポイント(前月比3.01%下落)と下落幅が最も大きく、万華・文山・北投地区の109.45ポイント(同1.32%下落)がこれに続いた。一方、中山・松山・南港地区は120.51(同2.49%上昇)、士林・内湖・大同地区は110.72(同0.18%上昇)とほぼ横ばいだった。
なお、台北市の「標準住宅」(建坪27.19坪、9階建て建築物の5階、築22年)の価格は平均1,405万台湾元(約4,900万円)で昨年9月に比べて12.76%上昇した。中でも大安・信義・中正地区が最も高く2,043万元で、1坪当たりの価格は70万7,500元だった。
不動産業者は今後半年の見通しについて、住宅購入希望者の多くが高価格物件に手が出せない現状から、坪数の少ない低価格物件を求める傾向が強まると述べた。
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