ニュース 石油・化学 作成日:2013年12月27日_記事番号:T00047870
川崎重工業は26日、台湾中油(CPC)が台中港に増設する液化天然ガス(LNG)タンク3基とLNG払出ポンプ、低温配管など付属設備を、台湾の建設大手、栄工工程(RSEAエンジニアリング)とのコンソーシアムで受注したと発表した。受注額は270億円。2018年12月の完成予定だ。
CPCは台湾唯一のLNG事業者。設備回転率が高い上、原発からのエネルギー転換に向けた世論の高まりから、中東、アジア・オセアニアからLNG輸入を決定しており、受け入れ能力の増強が急務となっている。
今回受注したLNGタンクは、プレストレスト・コンクリート製の外槽タンクと断熱層、マイナス162度のLNGを保つ極低温用材の内槽タンクで構成された地上式で、容量は1基16万立方メートル。
川崎重工は、価格競争力と技術力が総括的に評価されたと説明した。同社は大型LNGタンクの日本市場シェア50%以上を占める。海外でも現在、オーストラリア、チリと中国で建設している。
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