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TPKのTOLタッチパネル好調、単月出荷300万枚突破


ニュース 電子 作成日:2013年12月27日_記事番号:T00047876

TPKのTOLタッチパネル好調、単月出荷300万枚突破

 タッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)のタッチ・オン・レンズ(TOL)方式タッチパネルが好調で、魅族、OPPOといった中国ブランドのほか、LGエレクトロニクスのスマートフォンに採用され、出荷枚数が単月約200万枚に達している他、アマゾン・ドット・コムのタブレット型パソコン「キンドル・ファイアHDX」向けも同100万枚に上っている。さらに来年はソニーのスマートフォンやアップルのタブレット型PC向け受注を獲得するとの観測が出ている。27日付工商時報が報じた。

 TPKは今年下半期、中国のタッチパネルメーカーや液晶パネルメーカーの勢力拡大を受けて業績が予測を大きく下回っている。こうした中、孫大明同社総経理は「製品の差別化が急務となっており、TOLタッチパネルや銀ナノワイヤ製品に注力し、低価格市場での展開を強化する」と表明した。

 なお日本写真印刷(NISSHA)、米カンブリオス社との提携で開発を進めている銀ナノワイヤ技術を用いたタッチパネルは現在、中国のスマートフォンブランドにサンプルを送付し、認証テスト中で、来年第2四半期にも量産を開始すると観測されている。