ニュース 建設 作成日:2014年1月3日_記事番号:T00047897
台北市の代表的な繁華街、東区商圏の忠孝東路四段で、40年間表通りに店を構えていた台湾式ファストフードチェーン、頂呱呱(T.K.K.フライドチキン)が店舗賃貸料の高騰によって移転を決めた。今後、忠孝東路四段の裏通りに移り、代わりに腕時計の国際ブランド、スウォッチが入るという。2日付聯合報が報じた。
移転は昨年末の契約更新時に、家主から賃貸料の大幅引き上げを要求されたためだ。頂呱呱の店舗は1階約35坪、2階約60坪で月間賃貸料は80万〜100万台湾元(約280万〜350万円)だったが、オーナーは更新に際し180万元以上を求めた。不動産仲介の太平洋房屋によると、賃貸料が80万元の場合、客1人当たりの平均消費額が150元として1日に200人が来店すれば引き合うが、180万元以上となると少なくとも400人の来店が必要で、商品の原料価格や人件費などもかかるため割に合わないと判断したとみられると指摘した。
仲介業者によると、東区商圏の賃貸料は5年前の1坪300万〜400万元から現在1,000万元以上に上昇しており、これを受けて台湾中小企業銀行、安泰銀行、衣料品ブランドのエスプリが同商圏から移転した。
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