ニュース その他製造 作成日:2014年1月3日_記事番号:T00047903
1日付経済日報によると、カンボジアで賃上げを求める労働者のストライキが広がり、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)、儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)、年興紡織のアパレル大手3社は、報道の時点で生産ラインが完全にストップしている。
マカロットはカンボジアを第3の生産拠点としており、月産能力は約220万着。ストにより既に2万〜3万ダース(24万〜36万着)の生産に影響が出ている。
エクラットは今年5月に稼働予定の生産ライン30本を準備中で、今後同国での月産能力は75万着に拡大する。ストによる影響を軽減するため、ベトナムの下請けメーカーへの緊急発注を決めた。
年興紡織のカンボジアでの月産能力は84万着。生産ラインは停止したばかりで、今後の影響については観察が必要としている。
一方、大手では台南企業のみがストの影響を免れている。
証券会社によると、大手アパレルメーカーは現在春物の出荷シーズンに当たるが、ストライキは12月と1月の出荷に影響し、また、労働者の要求を飲めば人件費が上昇して利益に影響が出る見通しだ。
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