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米テラ社、特許侵害でTSMCを提訴


ニュース 電子 作成日:2014年1月3日_記事番号:T00047908

米テラ社、特許侵害でTSMCを提訴

 電子設計自動化会社のテラ・イノベーションズは12月23日、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が同社の特許権を侵害しているとして米国際貿易委員会(ITC)に提訴した。これに対しTSMCは27日、侵害行為を否定し、自社の権益を守るため必要な法的措置を講じるとコメントした。28日付蘋果日報が報じた。

 テラ社が侵害を受けたと主張する特許は、性能改善および消費電力に関するもので、同社は傘下のTela Blaze DFMとTSMCが結んだ技術授権協定は2013年5月に期限を迎えたにもかかわらず、TSMCは引き続き特許技術を使用していると主張。同技術を使用した集積回路の輸入禁止を求めた。

 これに対しTSMCの孫又文・広報担当は「テラ社は当社のオープン・イノベーション・プラットフォーム(OIP)のメンバーで、その技術は当社顧客に開放されてきたが、13年5月の提携終了をもって当社および顧客は技術の利用を停止している」と説明した。