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陳前総統の脳萎縮深刻、算数能力は小学生以下に


ニュース 社会 作成日:2014年1月6日_記事番号:T00047914

陳前総統の脳萎縮深刻、算数能力は小学生以下に

 汚職事件で服役中の陳水扁前総統の病状について医療チームと弁護士団が3日記者会見を開き、台中監獄附設培徳医院(医療刑務所に相当)収監後引き続き悪化しており、中度の多系統萎縮症、中度のパーキンソン症候群、中度の言語障害、重度の尿失禁、重度の器質性うつ病および睡眠時無呼吸症候群が見られ、生命または健康に予測し難いリスクが存在すると明らかにした。4日付聯合報が報じた。


台北市長選の野党候補者として立候補を検討中の柯医師(左)は、陳前総統が選挙戦を話題にして知的能力がまだあることを示そうとしたと明らかにして、「感傷的な気持ちになった」と語った(3日=中央社) 

 台北栄民総医院呼吸治療科の郭正典医師によると、陳前総統の大脳は萎縮し、小脳、脳幹にも問題が起きており、小学生以下の簡単な算数もできなくなっているという。他の人と話すときは1人のみに対応でき、別の人から質問を受けると正常なやりとりができなくなるとのことだ。郭医師は「このままでは2年半以内に必ず問題が起きる」と述べ、馬英九政権に人道的見地に立った対応を求めた。

 台湾大学医学院附設医院(台大医院)創傷医学部の柯文哲主任医師は、「陳元総統は釈放されるべきだが、馬英九総統が強く拒んでおり、在宅療養の折衷案が望ましい」と話した。