ニュース 金融 作成日:2014年1月6日_記事番号:T00047918
店頭市場に当たる証券櫃台買売中心(櫃買中心、GTSM)では、創意性がある起業家に増資による資金調達手段を提供する「創櫃板(起業家向け店頭市場)」の取引が3日から開始された。4日付経済日報が伝えた。
創櫃板開設式典には江宜樺行政院長(左2)や曽主任委員(左3)などが出席した(3日=中央社)
創櫃板の発足時点での登録企業は19社で、計1億1,000万台湾元(約4億円)の資金調達を見込んでいる。
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は「年内の70社登録を目指し、うち10社を興櫃市場(未公開株取引市場)へと誘導したい」と述べた。また、「資本金が500万〜1,000万元の小規模企業が50万社あるが、小規模企業は活力があっても資本市場で資金調達ができなかったが、創櫃板を通じて資金調達が可能になる」と説明した。
創櫃板に登録できるのは、資本金5,000万元未満で、GTSMが設立した「公設聯合輔導機構」によるカウンセリングを受け入れる株式会社または株式会社設立準備処。登録申請では、GTSMに起業アイデアや新製品などの経営計画を提出し、審査を受けることになる。
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