ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年1月6日_記事番号:T00047924
中国鋼鉄(CSC)、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)、燁輝企業、盛餘(SYSCO、センユースチール)など鉄鋼各社は、川下メーカーからの旺盛な受注に応じて春節(旧正月、今年は1月31日)期間中の工場稼働を決定した。中鴻鋼鉄も熱延製品の生産ラインは止めるものの、冷延製品と亜鉛めっき製品は生産を続ける。6日付工商時報が報じた。
CSCによると、例年受注が鈍る12月も好調な出荷を維持しており、さらに春節が近付くにつれて川下からの発注意欲は強まっているという。なお1~2月の平均オファー価格を1トン当たり156台湾元(約550円)引き下げたこともあって同期間の受注量が上限の190万トンに達したことから、春節期間中の稼働を決めたと説明した。
燁輝企業は亜鉛めっき鋼板とカラー鋼板が、1月の台湾向けと2月の輸出向けで受注能力の9割以上が埋まっている上、3月の輸出向けオファー価格で1トン当たり10米ドルの引き上げを控えていることもあり、大部分のラインで通常の操業を続けるとしている。
一方、鉄筋大手の豊興鋼鉄と鋼管の美亜鋼管廠(メイヤー・スチール・パイプ)は春節連休の6日間、全ラインの稼働と出荷を停止する。
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