ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年1月6日_記事番号:T00047927
全地形対応車(AVT)大手、鼎力金属工業(ディンリ・メタル・インダストリアル)が昨年12月に不渡りを出し、取引先企業(10社以上)による未回収の売掛金は1億台湾元(約3億5,000万円)に上るとみられる。陸泰陽・同社董事長は現在行方をくらませている。6日付蘋果日報が報じた。
関連企業には機電設備大手の松懋工業(メタルテック・インダストリアル)、金豊機器工業などが含まれている。被害を受けたサプライヤーの多くが、鼎力の資金不足は20億~30億元に達すると聞いたという。
同社は台中市大里工業区に3工場を構えているが、従業員約200人が無給休暇を強いられ、生産ラインは停止している。
同社は欧米市場を中心に、AVTの他、大型バイクを手掛け、2010年は販売台数9,000台、売上高は15億元と好調だった。昨年は台湾で研究開発(R&D)、生産した初の排気量800ccの大型オートマチック(AT)バイクを30万元以下の低価格に抑えて発売し、現在までに約100台を販売した。
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