ニュース 電子 作成日:2014年1月6日_記事番号:T00047931
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光半導体製造(ASE)が昨年10月1日に高雄K7工場から有害物質を含む汚水を違法に排水した問題に関する捜査を終えた高雄地方法院検察署は3日、張虔生同社董事長について事情を知らなかったとして不起訴処分とした。一方、蘇炳碩K7工場長(勾留中)など5人については有害物質の放流、廃棄物処理法違反などの罪で起訴した。4日付工商時報が報じた。
検察は、起訴された5人については排水に有害物質が含まれることを知っていたと判断。一方、張董事長については排水が行われた後に事情を知った林顕堂・行政副総経理などから報告を受けていたため刑事罰を科すことはできないと説明した。
なおK7工場が昨年10月5日に、違法に設置した排水管から海に廃水を流したと指摘された問題について検察は、排水管内に残った廃水を検査した結果、いずれも排水基準に合致しており、有害物質放流の罪に問うことは難しいとして関連する容疑者をすべて不起訴とした。
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