ニュース 電子 作成日:2014年1月6日_記事番号:T00047933
6日付工商時報によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が威盛電子(VIAテクノロジーズ)傘下の携帯電話用チップメーカー、威睿電通(VIAテレコム)の保有する「CDMA2000」関連の特許ライセンスを獲得し、6つの通信方式(6モード)に対応した第4世代移動通信規格(4G)向けチップを年内に発売する。メディアテックは米ラスベガスであす(7日)開幕する家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で発表するもようだ。
メディアテックはVIAテレコムの保有する特許ライセンスを獲得し3モードに対応した第3世代移動通信規格(3G)チップを手掛けるとの観測が浮上していた。同特許は世界でもVIAテレコムとクアルコムだけが保有しており、クアルコムのみが6モードの4Gチップを手掛け他社を先行している。今年4Gチップに注力するメディアテックは、直接6モードの4Gチップに参入することで、クアルコムを追い上げるとともに、ブロードコム、インテル、マーベル、エヌビディアなど世界大手の追撃をかわしたい意向とみられている。
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