ニュース 電子 作成日:2014年1月6日_記事番号:T00047936
ガラス基板大手の米コーニングは米国時間3日、ウエアラブルデバイス(装着型端末)を含むモバイルデバイスをターゲットとする三次元(3D)形状加工の強化ガラス生産で鴻海傘下のガラス加工メーカー、正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)と提携すると発表した。台湾に垂直統合方式の生産拠点を設け、コーニングが同社の強化ガラス「ゴリラガラス」を提供し、Gテックが3D加工を手掛ける。今年中に量産を開始する予定だ。5日付工商時報が報じた。
コーニングは「スマートフォンメーカー上位10社中、半数以上が曲面デザインの採用を開始しており、これはモバイル機器メーカーが外観デザインの変化をより重視するようになっている証拠だ」と指摘。同社の3D技術は製品設計者のアイデア実現に貢献すると強調した。なおコーニングはアップルが開発中とされる腕時計型デバイス「iWatch(アイウォッチ)」にカバーガラスを供給すると観測されている。
Gテックによると、現在同社の3D加工ガラスの生産能力は約5万枚で、今年はさらに拡充を計画している他、コーニングから技術および生産面での支援を受けるという。
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