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台北101、13年は40%増益【図】


ニュース 建設 作成日:2014年1月7日_記事番号:T00047951

台北101、13年は40%増益【図】

 台北101ビルの2013年の売上高は136億台湾元で前年比16%増、純利益は12億5,000万元(約43億円)で同40%増となった。同社経営陣は今年の景気見通しには依然変数があるとしながらも、2桁増収および増益が可能と予測している。7日付工商時報が報じた。

 台北101ビルは今年末に開業10周年を迎える。劉家豪広報担当は、「3年連続で黒字を計上しており、今後も順調に利益が成長すれば残る負債240億元の返済期間も短縮できる」と語った。

 台北101は建設費580億元で、台北市が最初に進めたBOT(建設、運営、譲渡)方式の開発案件。資本金は147億元で、株式の44%は政府系株主が保有している。一部の政府系株主は、黒字計上が続けば利息配当もあり得るとの見方を示したが、台北101は、収益を安定させて負債の早期完済に努めるとし、株式上場も含めて現時点では計画していないと説明した。