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太陽電池のネオソーラー、買収効果で昨年64%増収


ニュース その他製造 作成日:2014年1月7日_記事番号:T00047952

太陽電池のネオソーラー、買収効果で昨年64%増収

 太陽電池大手、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)は、2013年連結売上高が前年比64.1%増の200億9,100万台湾元(約700億円)だった。昨年5月末に台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の旺能光電(デルソーラー)を買収した効果が現れた。7日付工商時報などが報じた。

 ネオソーラーの昨年12月連結売上高は前月比3.1%増の24億500万元で、11年3月以来の最高だった。太陽電池発電設備の設置需要が旺盛な中、同社は生産能力を2.1ギガワット(GW)まで増やしており、昨年12月の出荷量が過去最高となった。

 太陽電池用シリコンウエハーの緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は、昨年の連結売上高が130億1,000万元で前年比31.6%増だった。昨年12月は前月比3.2%増の13億2,000万元と、過去28カ月で最高だった。設備稼働率は95%以上の高水準を維持した。今年第2四半期まで受注見通しが立っている。

 太陽電池用導電性ペースト大手の碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)は昨年の連結売上高が48億4,800万元で前年比39.38%増だった。昨年12月は前月比13.42%増の5億8,300万元で、4カ月連続で過去最高を更新した。