ニュース 石油・化学 作成日:2014年1月7日_記事番号:T00047953
7日付経済日報によると、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチックス)、大洋塑膠工業(オーシャン・プラスチックス)は、ポリ塩化ビニル(PVC)の2月輸出向けオファー価格を1トン当たり20米ドル(1.88%)以上引き上げる見通しだ。
輸出価格引き上げの背景には欧米経済の持ち直しによる需要増加の他、▽エチレンや二塩化エチレン(EDC)、塩化ビニルモノマー(VCM)など原料価格上昇▽川上やPVCメーカーの多くが第1四半期に改修を予定している上、春節(旧正月、今年は1月31日)連休に稼働率が低下すること──がある。
あるPVCメーカーは、米国経済の回復傾向で建築材料の需要が強まり、米国からアジアへのPVC輸出が減少するのは必至で、東南アジアや韓国のPVCメーカーも2月に値上げを検討していると指摘した。
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