ニュース 機械 作成日:2014年1月7日_記事番号:T00047956
セーラー万年筆(本社・東京都江東区、中島義雄社長)はこのほど、産業用ロボット事業のコスト競争力向上と販売拡大を図るため、明緻精密(桃園県)と生産委託契約を締結した。明緻精密は既に生産を開始しており、まず1月10日に出荷する予定だ。
RZ-Aシリーズは最も需要の多い汎用価格帯で、戦略的機種の位置付けだ(同社リリースより)
生産を委託するのは主要製品、射出成形用取出ロボットの中位機種、「RZ−Aシリーズ」10モデル(型締力100~700トンの5機種、シングルアームとダブルアーム)。年間約300台の生産を見込む。
セーラー万年筆は、中国でローコストモデルの販売が伸び悩む一方、高機能機種の引き合いが増加していることから、高機能を維持しながら価格を抑えたRZ−Aシリーズをラインアップ化し、明緻精密に生産を委託し、東南アジアを中心としたアジア全域で販売する戦略に切り替えた。従来は東京の青梅工場で生産していた。
明緻精密は、セーラー万年筆の主要代理店、明治物産(本社・千葉県)が60%、取出ロボット大手、哈鏌(ハイモア・ロボット)が40%を出資して設立した。資本金は600万台湾元(約2,000万円)。
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