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新光三越、4月に株式を店頭公開へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年1月7日_記事番号:T00004796

新光三越、4月に株式を店頭公開へ

 
 百貨店最大手の新光三越が4年間延期されていた株式の店頭公開計画を再始動させ、すでに管轄機関に申請しており、4月には株式公開が実現する見通しだ。今回の株式公開申請には、将来中台での拠点開拓計画に際し、必要となる資金を調達したい考えがあるとみられる。5日付経済日報が報じた。

 同社は4年前に台北市信義計画区における国有地A3の落札に失敗し、資金不足も重なって店頭公開計画が現在まで延期になっていた。

 新光三越は株式の店頭公開、さらには上場に向け、過去2年間売上高の引き上げに努めており、2006年は目標額600億元(約2,010億円)に3億元届かなかったが、07年はこの目標額を超えることは確実とみられている。

 新光三越は現在高雄市左営区に05年9月以来となる新店舗建設を準備中だ。同店舗は今年第2四半期に着工、10年春開幕で、台湾高速鉄路、台湾鉄路(台鉄)、高雄市都市交通システム(MRT)の駅とリンクする予定。