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「手護台湾」から10年、李元総統が本土派団結呼び掛け


ニュース 政治 作成日:2014年1月8日_記事番号:T00047968

「手護台湾」から10年、李元総統が本土派団結呼び掛け

 李登輝元総統は7日、台湾を守り、中国による併吞(へいどん)に反対する趣旨で2004年2月に台湾本土派の政治勢力が行った「手護台湾運動」の10周年を記念するパーティーで、「台湾人を立ち上がらせた。興味深かった」と当時を振り返った上で、16年の総統選に向けた団結を呼び掛けた。8日付自由時報が伝えた。

 手護台湾運動では、市民が互いに手を結び合い、台湾を南北に貫く500キロメートルの長大な鎖状の列を成した。約200万人が参加したと言われている。また、同運動は翌月の陳水扁前総統再選を後押ししたと評価されている。

 李元総統は「基隆から屏東まで参加者が手を結び合い、運動は成功だった」と当時の「団結」ぶりを引き合いに出し、「今後の総統選では団結が重要だ」と強調した。