ニュース 運輸 作成日:2014年1月8日_記事番号:T00047977
台湾の高速道路は距離比例方式による料金体系導入に伴い、自動料金収受システム(ETC)が2日から全面導入されたが、課金トラブルが相次ぎ、利用者から不満の声が上がっている。8日付中国時報が伝えた。
通行量が増える春節(旧正月)連休を目前に、葉匡時交通部長(左)はFETCに対する監督を強化してノーミスにする必要があると述べた(8日=中央社)
通行料金の課金は、全土の高速道路に計319カ所設けられたセンサーゲートがETC用の小型ラベル「eTag(イータグ)」を感知して行う仕組みだが、交通部台湾区国道高速公路局(高公局)によると誤動作による課金トラブルが多数報告されているという。
トラブルは、センサーゲートを通過する際に立て続けに2回課金されたケース、わずか数分の間に上り下り双方の通行料が課金されたケースがあった他、課金記録上、わずか17分間で利用車両が46キロメートルも移動していたことになる不可解な例もあった。
システムを運営する遠通電収(FETC)の広報担当者は「システムの調整を進めているところで、二重課金が生じたほか、課金漏れもあった。データの照合と修正を行い、取り過ぎ分は返金する」と説明した。
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