ニュース 電子 作成日:2014年1月8日_記事番号:T00047986
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)が7日発表した封止・検査事業の2013年12月連結売上高は123億5,500万台湾元(約430億円)で、前月比0.3%減だった。人体に有害なニッケルなどを含む汚水を違法に排水したことで12月20日に高雄K7工場の一部工程に操業停止命令が下され、同社は月1,800万米ドル(約5億4,000万元)の影響が出ると予想していた。今年第1四半期に影響が大きく表れる見通しだ。
環境保護団体は7日、ASE高雄K7工場の操業再開に向けた審査を公開するよう高雄市政府に訴えた(7日=中央社)
8日付工商時報によると、ASEは認証の関係で受注を他社に回せず、他の工場に振り分けた他、台湾積体電路製造(TSMC)にバンピング工程を委託しており、サプライチェーンに対する影響は出ないもようだ。
ASEのEMS(電子機器受託生産サービス)事業を合わせた昨年12月連結売上高は214億2,800万元で前月比2.5%減だった。昨年通年は2,198億6,200万元で過去最高、前年比13.35%増だった。
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