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痛風薬で「アレルギー死」、遺族が規制訴え


ニュース 医薬 作成日:2014年1月9日_記事番号:T00048002

痛風薬で「アレルギー死」、遺族が規制訴え

 薬害救済基金会はこのほど、痛風で尿酸値を下げるのに使用される医薬品「アロプリノール」によるアレルギー症状で2011~12年に計23人が死亡したとする統計を明らかにした。死亡患者の遺族は、アレルギーによる死亡リスクを事前に知らなかったなどとして、政府に規制を訴えている。9日付蘋果日報が伝えた。

 このうち、高雄市内の病院で痛風の治療を受けていた女性(当時81)は12年7月からアロプリノールの投与を1カ月余り受けた後、下半身の皮膚に水疱(すいほう)ができ、薬物によるアレルギー症状と診断された。女性は昨年8月、脳卒中と腎不全で死亡した。

 女性の遺族は「母は薬害の犠牲になった」と主張しているが、病院側は死因とアロプリノールの関連性を否定している。