ニュース 石油・化学 作成日:2014年1月9日_記事番号:T00048007
高雄市政府労工局は8日、大連化学工業(DCC)が高雄市の大発工業園区で建設中のアリルアルコール(AAL)工場の抜き打ち労働検査で、瑕疵(かし)26件を指摘し、うち4件は危険な状態にあるとして、建設停止と1件につき罰金8万台湾元(約28万円)を科し、期限内に改善するよう求めた。9日付工商時報などが報じた。
高雄市政府労工局の鐘孔炤局長(左2)は多くの工場が保守点検に入る春節(旧正月)を前に安全労働検査を行った(8日=中央社)
建設停止と改善を命じたのは、▽足場にはしごなどの昇降設備がない▽足場が構造物と連結されていない▽地上3階(2メートル以上)の高さの足場に防護柵がない▽共沸蒸留塔(地上25メートル以上)の足場設置が無許可の上、足場材がしっかり固定されておらず、落下の危険性がある──。
DCCは現在、1.4−ブタンジオール(BDO)、ポリテトラメチレン・エーテル・グリコール(PTG)、AALの製造工程を建設しており、年内に完工予定だった。
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