ニュース 電子 作成日:2014年1月9日_記事番号:T00048014
9日付電子時報によると、通信キャリア最大手の中華電信が同業の亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)と、同社の買収を視野に提携協議を進めているとの観測が出ている。
これは昨年行われた第4世代移動通信システム(4G)免許発給の周波数帯に対する競争入札で、30MHz(メガヘルツ)を落札した台湾大哥大(タイワン・モバイル)が20MHzを獲得した鴻海傘下の国碁電子(アンビット・マイクロシズテムズ)と提携し、計50MHzでのサービス展開を計画しているとされることに対抗する意図があるとされる。中華電信は入札で35MHz、亜太電信は10MHzを落札している。
ただ、中華電信による亜太電信の買収については、亜太電信が昨年より事業転換を進めていることや、中華電信も間もなく董事長が交代する見通しとなっているほか、買収金額や手続きが非常に複雑となるため、実現は容易ではないとの見方が業界で出ている。
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