ニュース 電子 作成日:2014年1月9日_記事番号:T00048019
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、春節(旧正月、今年は1月31日)シーズン向け需要を見込んだ中国の液晶テレビメーカーがパネル調達を進めた結果、在庫回転期間が8~9週に長引いている。このため、テレビ販売が予測を下回れば液晶パネルメーカーは在庫調整を余儀なくされる恐れがある。9日付自由時報が報じた。
また、これを受けて液晶パネル価格の下落も予測されており、今年中国で稼働を予定する各社の8.5世代液晶パネル工場の生産計画にも影響を与える可能性がある。
同社は今年通年の液晶パネル需要について、サッカーのワールドカップ(W杯、6月12日開幕)や、日本で4月に消費税が引き上げられることによる駆け込み需要などに向けて、テレビメーカーが早めに在庫補充をしていると説明。昨年第4四半期から始まった在庫確保で、液晶パネルメーカーの在庫調整圧力は高まっているとの見方を示した。
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