ニュース 金融 作成日:2014年1月10日_記事番号:T00048028
台湾の銀行の中国支店は2013年利益が10行合計で6,580万米ドルとなった。12年の2,950万米ドルの2.23倍で、中国支店開設以来3年で最高だ。昨年下半期に開業した台湾中小企業銀行(台湾企銀)は含まない。10日付工商時報が報じた。
国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)上海支店は1,250万米ドル、第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)上海支店は1,030万米ドルと、1,000万米ドル超えが2行出現した。
消息筋によると、国泰世華銀行は利ざやが大きい中国企業に対する与信業務に注力し、オフィスビルを棟ごと担保とする融資を主に手掛けている。一方、台商(中国で事業展開する台湾系企業)はオフショア銀行部門(OBU)に任せたことが高利益につながった。
第一銀行の幹部は、リースの一銀国際租賃(FCBインターナショナル・リーシング)が先行して潜在顧客を確保したことで、上海支店の人民元業務開始後すぐに効果が出たと指摘した。
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