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台北駅ツインビル、内外業者の受注争いに


ニュース 建設 作成日:2008年1月7日_記事番号:T00004803

台北駅ツインビル、内外業者の受注争いに


 投資額400億台湾元(約1,340億円)に上る台北駅ツインビル開発計画の入札書類交付が5日に締め切られ、欧米、日本、香港、シンガポールの企業を含む域内外30社が書類を受け取った。台湾勢では国泰、富邦の各グループなどが外資との提携での参入に関心を示しているとされる。入札締め切りは2月4日で、内外の企業による激しい争いが展開されそうだ。5日付経済日報が伝えた。

 計画母体の台北市捷運工程局の常岐徳局長は、「内外の大手企業がツインビルに大きな関心を示している。5月までに入札参加企業の資格や財務能力、運営計画書を審査した上で、7~8月に落札企業を決め、9~10月に正式契約にこぎ着けたい」と述べた。

 外資系の不動産コンサルタント会社は、「書類を受け取った外国企業は多いが、最終的に入札に参加する確率は低い。投資規模が巨大で資金回収に時間がかかることが理由だ」と指摘した。特に入札締め切り時期が3月の総統選前で、不確定要素が多いため、最終的に入札に参加する企業は限られるとの見方が出ている。