ニュース 電子 作成日:2014年1月10日_記事番号:T00048046
IC設計、威盛電子(VIAテクノロジーズ)は組み込み型CPU(中央演算処理装置)が医療機器大手でもあるゼネラル・エレクトリック(GE)より昨年末に認証され、今年第1四半期に受注したようだ。組み込み型CPUは、顧客に採用されるまでが難しいものの、同一製品の販売期間が5~10年にわたり、利益率はパソコンやノートPCより高い。VIAは他に、粗利益率が高い航空用の受注、出荷も始まっており、今年の本業黒字転換に貢献しそうだ。10日付工商時報が報じた。
VIAはCPU最大手のインテルに阻まれて7年連続の赤字に陥り、PCやノートPC市場から組み込み型CPUに追いやられたが、4年にわたる努力が実を結び始めた。
組み込み型CPUは、医療、航空、サーバー、工業、軍事用などニッチ市場で、顧客から認証を得るにも長い時間がかかる。一方、製品の寿命は5年以上と、1~2年で規格が変わるPCやノートPC市場と異なり安定受注が見込める。
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