ニュース 政治 作成日:2014年1月13日_記事番号:T00048051
馬英九総統は11日にインターネットの交流サイト、フェイスブックで、安倍晋三首相と新藤義孝総務相が相次いで靖国神社に参拝したことについて、「改めて東アジア地域の安全に不安定要素をまいた。中華民族の1人として、日本政府による隣国の歴史の痛みを顧みない行動は理解し難く、失望してやまない」と批判した。12日付蘋果日報が報じた。
馬総統は、沖縄県の尖閣諸島(中国名・釣魚島、台湾名・釣魚台列嶼)についても、明朝期には台湾島に属しており、日本政府が1895年1月に行った「無主地の先占」による領地編入は国際法上根拠がないと説明。戦後日本が台湾を中華民国に返還したのと同様に扱うべきだと主張した。
その上で、日本政府の2012年9月の尖閣諸島国有化以降、中国が尖閣諸島上空を含む東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定するなど、周辺諸国の緊張が高まっており、尖閣諸島は北東アジアで最大の不安定要素だと指摘した。
最後に「われわれは今後も両岸(中台)関係だけではなく、日本や韓国を含めた地域全体の平和と繁栄を目指し、努力を続けていく」と締めくくった。
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