航空会社格付けサイト「AirlineRatings.com」が８日発表した「世界で最も安全な航空会社10社」で長栄航空（エバー航空）が８位にランクインした。安全性と機内サービスの両項目で最高評価の７つ星を獲得した。11日付蘋果日報が報じた。
エバー航空は「85％以上の旅客機で座席間に通路を２つ設けている」ことや「ビジネスクラスの食事でレストラン並みの豊富なメニューをそろえている」ことなどが高く評価された。今回の結果を受けて同社の聶国維副総経理は「当社の努力が認められた。台湾企業として誇りに思う」とコメントした。
同サイトは航空業界事情に詳しい審査員に世界448社の航空会社の格付けを依頼。航空事故の発生頻度やコーポレートガバナンス（企業統治）の徹底ぶり、および機内アミューズメントや食事などのサービスの品質を基に、「安全性」と「機内サービス」の２項目で７つ星を獲得した10社の航空会社を選出した。１位はオーストラリアのカンタス航空だった。
なお、中華航空（チャイナエアライン）は機内サービスでは７つ星を獲得するも安全性で評価を下げたため10位以内にランクインできなかった。
